ホラリーノート

趣味で占いをしています。ホラリー占星術について書き込んでいるブログです。はずしてしまったもの、先生の注釈があるもの等雑多です。当たったものは勉強のために、間違えてたものは自戒と今後のためにそのまま掲載してます。

天は示す

ふとしたときに、ホロスコープを覗いてみることがあります。今の空はどのような配置になっているのだろう、と。

今日は先生の講座の日で、Skypeを使うためパソコンを起動させたついでに、思い立ってホロスコープを作ってみました。


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ASCは火星です。
ちょうど10ハウスの上に乗っています。
火星が入っている獅子のサインには、太陽と金星が入っています。
太陽と金星は度数も近く、同じサインに置かれているので、コンジャンクション
太陽は獅子のサイン、つまり自ら支配するサインにあるので、金星と火星をコンバストすることはありません。
金星は太陽に自らの光を押し付け、太陽が次に会うであろう惑星に託します。
しかし太陽と火星は、次のサインに入ってからしか、正確なコンジャンクションを作りません。サインを変えてしまっては、太陽は金星の光を火星に届けることはできなくなります。
つまり、火星と金星の間にコンタクトは今のところ出来ないということになります。

火星がASCの表示星であるのなら、その7ハウスは必然的に金星になります。

つまりこの時間に恋愛の質問をされたら、この方の恋は実ることはないという判断になってしまいます。


太陽は獅子のサインに入っており、回りにいる惑星をコンバストしません。
回りに危害を加える太陽ではないのですが、太陽だって近い将来サインを代えていきます。
今は火星や金星を切り捨てることはありませんが、太陽が乙女のサインに入ると、回りの惑星は太陽のコンバストとなってしまいます。

つまりこの時間に仕事の質問をされたら、この方の仕事は、今は仕事にも求められ、同僚とやりがいを感じて仕事していられるが、やがてこの方やその同僚は仕事に忙殺される、何らかの仕事のトラブルに巻き込まれる、もしくは、希望の仕事に就けない、昇進はしないなどとという判断になってしまいます。


講座が始まり、先生に、今のホロスコープはあまりよくないと伝えたところ、先生も救いようがないと仰っていました。

さらに月はボイド、アングルは不動宮、月はやがてサインを変えて、山羊のサインに入ります。そこは月にとってデトリメントです。

しかし先生は、月はボイドではありませんよと仰いました。
確かに土星は逆行しており、オーブは月の方を向いています。

月がボイドでなければ、少しは救われるようです。

この方は土星で示されることをした方がいいねと、アドバイスがありました。

土星はこのチャートでは、3ハウスと4ハウスのロードです。
3ハウスは日常の雑多なこと、兄弟、近所、日々のルーティンなどを示します。
4ハウスは、家、土地、その人の基盤となるもの、先祖等を示します。


この方は、今は仕事や恋愛のことは置いておいて、日常を大切にし、季節柄、墓参りなどをされた方が良いのかもしれません。
気分転換に、小さな旅行をしても良いかもしれません。


もちろん、実際には質問を受けたりはしません。
あと一時間遅ければ、全く違うものになっていたでしょう。

その時間を選んでホロスコープを立てることは、奇跡のようなものです。

時々天はこのようにホロスコープを覗くのだよ、と教えてくれているように感じます。