ホラリーノート

趣味で占いをしています。ホラリー占星術について書き込んでいるブログです。はずしてしまったもの、先生の注釈があるもの等雑多です。当たったものは勉強のために、間違えてたものは自戒と今後のためにそのまま掲載してます。

聞かれ上手②

こんにちは、きたです。

今回は前回の続きです。


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チャートが占うことが出来ると分かったら、次は惑星の振り分けを考えなくてはいけません。

このチャートは、私が娘から質問を受けたものではありますが、それは日常の会話の中での話です。
娘は私に占ってほしいと言ってませんし、何気ない日常での会話の中で生まれた疑問を、母親に訊ねてみただけのものです。

チャートはラディカル(占える状態)でした。
ですので、占うことが出来るのだと思います。

表示星を振り分ける際、誰がどの惑星であるかを決めなくてはなりません。

アセンダントは太陽、共同表示星として月も加えます。
私がアセンダントとすると、娘は5ハウスですので木星です。
10ハウスは、アセンダントが私であっても娘であっても、合格を示します。金星です。
合否を占う場合、10ハウスのアルムーテン(一番ディグニティが高い惑星)は月となります。
娘から見ても私から見ても、10ハウスのロードやレディは、合格を示しています。

まとめますと、

太陽と金星
太陽と月
木星と金星
木星と月
金星と月

以上のどれかのアスペクトやそれに準ずるものがあれば、合格の表示となります。

これだけ組み合わせがあれば、一つくらいアスペクトを完成させてくれそうですが、残念ながら一つも完成はしてくれません。

結果を先に述べてしまいますと、英語検定には落ちたそうです。どうやら10点足りなかったとのこと。

表示星を振り分ける際に、誰がどの惑星で、と考えなければなりません。
もしそのどれか一つでもアスペクトがあれば、それが実際に効くのかどうか、惑星の振り分けは正しいのかどうかを考えることができました。
しかし、この質問の場合、すべてのアスペクトは完成されませんので、どのように振り分けてもあまり意味が無かったのかもしれません。

それでも、アセンダントが誰であってもアスペクトやそれに準ずるものは必要です。
惑星の振り分けがこれでいいのかと悩むようなチャートのときは、可能性のあるすべての表示星を拾い出し、すべての惑星の動きを確認しなくてはなりませんね。


そもそもですが、勝手にチャートを読むことは失礼なことなのかもしれません。
頼まれていないことを占い、それを本人に伝えることはご法度です。占いの答えは伝えず、こっそりと結果だけを知り、あとは静かに見守りました。
今回は自分の娘の質問ではありましたが、彼女は一人の個人ですので。
でも娘に聞かれた瞬間、娘の質問は自分自身の質問になった可能性もあります。 

どちらにしても、これ以後は本人に確認を取ってから占いをしたいと思います。