ホラリーノート

趣味で占いをしています。ホラリー占星術について書き込んでいるブログです。はずしてしまったもの、先生の注釈があるもの等雑多です。当たったものは勉強のために、間違えてたものは自戒と今後のためにそのまま掲載してます。

今年の冬

こんにちは、きたです。

その季節の気候はどうだろうか?というのは、誰しもが気になる事柄だと思います。
西洋占星術(ホラリー)では、天気も占うことができます。
マンデン占星術にも繋がる気候判断は、非常に重要な判断方法です。

でも、現代ではあまり聞かれることはないでしょう。
現代は科学が発達し、誰もが天気予報を気軽に確認することが出来るようになったためです。

ならばホラリー占星術であえて天気を占うことはしなくてもいいのでは?となってしまいますが、そんなことは決してありません。
なぜならば占星術師たちにとっては、格好の授業や題材になるからです。


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今年(今季)の冬は寒いか?
雪は降るのだろうか?


まずはアセンダントを観察します。
そして、アセンダントと密接に関係する惑星を
拾っていきます。
角度としては3度以内のアスペクト、もちろんアセンダントから見える場所に置かれている惑星です。
このチャートでは、牡牛のサインの月、山羊のサインの金星、蠍のサインの火星、この3つになります。

面白いことにアセンダントのサインのトリプリシティ3つが、アセンダントと密接に関わっています。このチャートではこの3つの惑星が重要になるようです。

まず、サインと惑星の気質を確認します。
そしてまとめると、以下のようになります。

コールド5
ドライ1
ホット1
モイスト3

エレメントとしてコールドが5つもあります。これだけで寒さをうかがわせる表示です。おそらくは寒さは厳しいのでしょう。

降るものはあるのでしょうか?
モイストは3つ、しっとりとした雪がぼちぼちと降るのでしょう。
先生曰く、月も金星も雨を示す惑星なのだそう。
季節が冬なのに雨、ということはありません。降るものがあれば雪となるのでしょう。でもドカ雪ということもなく、程々といったところなのでしょう。

7ハウスに刺さる火星が気になります。この火星はアセンダントとは正反対、180度の場所に置かれています。
火星はホットでドライな惑星です。この火星はホットでドライ(夏のような気質)をもたらすのでしょうか?
火星はマレフィック(凶星)な惑星ですので、季節が冬であれば、暴風雪のような悪さをもたらします。
ホットでドライをもたらすとはあまり考えられません。
とてもディグニティが高い火星ですので、凶星としてはあまり機能しなさそうです。
でも火星は火星。180度という角度も凶角ですので気になります。
この辺りがどのようにし働くか観察していかなければなりません。

という訳で今年の冬は寒く、降るものがあれば雪で、積雪は多少積もるがそれほどでもないと判断いたしました。

今現在、高山の積雪は26センチです。
普段の冬よりかなり雪は少ないと思います。
降っても少しずつで、ドカッと降る雪でもありません。先日なんか、雨が一日中降っていました。
でも寒さはかなり厳しいです。


今の所、当たっていますね。
引き続き観察していきたいと思います。